
音楽好きによる収納DIY3選【レーダーチャート比較第1弾】
30
2025
Jun
これまで数々の収納DIYを行ってきた、いいものマガジン編集部。個人が取り組んだものから、DIYショーのために作ったものなど、さまざまな種類があります。
そこで今回は、これまでの作品をジャンルごとに、「収納力・コスト・技術・時間・アイデア・こだわり」で評価し、レーダーチャートを作ることに。なかなか興味深い結果になったので、ぜひご覧ください!
レーダーチャート比較第1弾に選んだDIYは、和気産業の音楽好きメンバーが取り組んだ「音楽のための収納」です。レーダーチャート比較と作品がこちら!

このレーダーチャート、数値が低いから低評価というわけではありません。どちらかというと、数値が低いほうが時間やコストがかからないためDIY初心者にも取り組みやすいと、ご理解いただければと思います。
では早速、それぞれの収納について編集部員の意見や感想をご覧ください!
INDEX
DIYショーの目玉!ウォリストで作った音楽好きのための収納


まずは、和気産業の音楽好き重鎮、河西さんのDIYです。

2018年のDIYショーで披露した作品ですね。レコードやCD、楽器などの見せる収納にこだわられたそうです。

この、すのこ部分がすごいんです!


1×4材を使われていますが、表からビスが見えないように、すべてウォリスト補強金具で施工されています。めっちゃ大変な作業だったと思います。


こだわりと時間は間違いなくMAXですね。


コストもかかっていますよね。

でもウォリストを使っているから、作品の見た目に反して、技術力はそこまで必要ないかも。


そこがウォリストのいいところですよね!これだけの大型収納なので、時間とコストはかかりますが、がんばればDIY初心者でも作れると思います。

これだけの大きさなので、収納力はあります。でも工夫すれば、さらに収納力はアップしそうですね。

これは、見せる収納にこだわられた結果ですもんね。作る人の想いや考えに合わせて作れるのがDIYの良さだということを、改めて感じます。

ウォリストを使ったDIYをご覧になりたい方はこちらもチェック!
初心者でもできる!デュライクで作る音楽好きの収納


これはデュライクを発売したときに、河西さんに作ってもらった音楽収納です。

このスペースでギターやベースを4本も収納できているのはすごい!

地味にウォリストよりも収納力高いかもですね。スペース的に考えても。

はい。こういう横にあるバーの部分にコードなどがかけられるのは便利です。デュライクならではの収納ですよね。


音楽をされている、あらいもんならではの意見ですね!

デュライクは簡単に作れるところが魅力。時間もコストも技術力も、そんなに必要ないのに、これだけの収納が作れるのはすごいですよね。

デュライクで一つだけ大変かなと思うのが、背板の準備です。好きなサイズを購入できますが、大きな背板だと運ぶのが大変なんですよね。
私がデュライクでDIYしたのは靴収納ですが、自分の車で運べるサイズの背板で作ったので、ちょっと小さめになりました。


背板は1枚ものを使いますからね。そこは要チェックですね。
ホームセンターによっては軽トラックの貸出しを行っているところなどもあるので、そういうサービスを利用するのもいいかもしれませんね。

デュライクを使ったDIYご覧になりたい方はこちらもチェック!
賃貸OK工具不要!ウォリスト-ワンを使った楽器収納


これはウォリスト-ワンが登場したときに私が作った、ベース収納です。技術も時間も必要なくて、所要時間10分で完成! コストもかからなかったですよ。
あらいもんの「ウォリスト-ワン」DIYを知りたい方はこちらをチェック!

ウォリスト-ワンの開発者が、河西さんですからね。ウォリスト-ワン自体にこだわりやアイデアが詰まってる(笑)。

そのとおりですね。

あらいもん低姿勢…めっちゃ、小さいレーダーチャートになりました。


でも、これ1本でベースが2本収納できているのは、すごいですよね。

ベースだから2本だったんですが、ギターだったら表裏で4本は収納できます。

省スペースで、これだけの楽器が収納できるのはすごいですよ!

組み立て10分以外に、木材を黒にペイントした時間は含まれません。そこは、私のこだわりと言ってもいいかも(笑)。


レーダーチャート比較、シリーズ化します!
今までのDIY作品を振り返って、いいもの編集部員独自の見解で点数をつけてみました。やってみて思ったのは「レーダーチャートを作るのって、案外難しい!」ってことでした。主観、客観、どう数値化するかって、ちゃんと基準をもっていないと難しいものなんですね。
でも、やってみて「面白い」と思ったのも事実。今後、シリーズ化していきますので、ぜひ楽しみにご覧ください!
※この記事の内容は、2025年5月19日の取材を元にしています。会社名や登場人物の年齢、役職名などは当時のものになっている場合がありますので、ご了承ください。