窓の防犯対策がわずか「1コイン10秒」でできるって知ってた?
07
2020
Jul
侵入窃盗の被害って年々減っているらしい、防犯対策は面倒だからしなくていいよね…なんて思っていませんか?
その考えに「ちょっと待った!」と声を上げられたのが、防犯グッズを取り扱う会社ノムラテック営業本部の係長、高下さん。
そうはいっても、防犯対策って面倒そうだしお金もかかりそうなイメージが…。
それも違うんです! だって今は、1コインで防犯グッズが買えて、取付は約10秒でOKという製品もあるんですよ。
え〜そんなものがあるんですか? ぜひ教えてください。
INDEX
1個約300円、取り付けにかかる時間はたったの10秒『ウインドロックZERO』
これは、どういう仕組みなんでしょうか?
戸締りする際に、本体を窓枠のサッシ部分に取り付けます。そして黒いツマミのようなカギを回してロックするんです
では外出時の対策として、取り付けたらいいんですか?
外出時はもちろんですが、在宅中に侵入されるケースもありますから、窓を開放しない場合はつけておいていただけると安心です。
それから取り付け位置を少しずらして、在宅中の換気時にもご利用いただければと思います。窓を少し開けた状態でロックできる優れものなんです。
基本的には窓が閉まった状態で、窓枠ぴったりに取り付けます。
窓を開けることができません。
窓枠から少し離して取り付ければ、窓を少しだけ開けることができます。
換気しながら侵入も防ぐことができます。
これからの時期、窓を開けて風通しをよくしたいですもんね。
さらに、他の製品ではあまりないのですが、カギ(黒いキャップのような部分)は取り外しができます。これを外してしまえば、より開錠がしにくく安心です。
ロックした時点で補助錠としての役割を果たしているけれど、この黒いカギを外して別の場所に保管しておけば、さらに安心というわけですね。
そうなんです。侵入者は通常、窓を壊し窓のカギ(クレセント)を開けようとします。
クレセントだけだとすぐに開いてしまいますが、補助錠があればさらにこの補助錠を開錠する必要がでてきます。設置場所がクレセントとは離れているので、さらに窓を割り、たとえ補助錠に到達してもカギがないのですぐに開かないというわけです。
補助錠のおかげでクレセントが空いても侵入できないが、再度窓を割られると補助錠を外して侵入されてしまう。
補助錠の黒いカギを外したおかげで、再度窓を割られても補助錠を簡単に開けることができず、さらに侵入が困難に!
このように窓ガラスを開ける時間を少しでも長くするのが防犯対策です。
侵入者は、侵入するのに5分以上かかると約7割が侵入を諦めるというデータもあります。
なるほど。たった10秒ほどの作業で、それが叶うというわけですね
補助錠だけで5分もたせるのは難しいですが、上下に補助錠をつけたり、フィルムを貼ったりすることでより時間稼ぎになると考えます。まずは何か1つからでも、防犯対策の第一歩として実行していただければと思います。
実際にやってみた!素人がやっても10秒でいける?
お話を聞いて、私もやってみたいと思い、さっそく『ウインドロック ZERO』を取り寄せました! 本当に10秒でできるのでしょうか?
本体の裏側はこんな感じ。真ん中にあるプレートが上下に動きます。
①本体をサッシにはめて、黒いカギの部分を右にくるくる回します。
②しっかり回して取り付けたら、黒い部分を上に引っぱる
③この黒いカギを外した状態で取り付け完了!
①〜③までの工程でなんと取り付け時間「6.25秒!」。確かに10秒以内で取り付けできます。
最初にやるときは、取扱説明書を読むなど準備が必要だと思いますが、取り付け自体は本当に10秒かからないと思います!
防犯グッズの取り付け、ぜひ今すぐやってみて
防犯対策って、防災対策と同じで、被害を受けた経験がないとついつい後回しになりがちだと思います。
私もそうでした。
でも今回お話を聞いて、対策をするのとしないのとでは安心感が違うこと。今の防犯グッズはとても使いやすくコスパが良いこともわかりました。
補助錠を1つ取り付けるだけでは万全とはいえませんが、一歩を踏み出すことが大事だと思います。ぜひこの機会にやってみてはいかがでしょうか?
※この記事の内容は、2020年5月時のWeb取材を元にしています。会社名や登場人物の年齢、役職名などは当時のものになっている場合がありますので、ご了承ください。