
一般的なアルカリ電解水とココが違う!プロが認める洗浄力「スーパーナチュラルマルチクリーナー」
16
2025
Sep
いいものマガジンでは、パッケージだけでは伝えきれない商品の魅力を掘り下げてお届けしています。
今回取り上げる「スーパーナチュラルマルチクリーナー」は、社内の商品担当者から「いいものマガジンにぴったりの商品があるよ」と送られてきた動画がきっかけで取材することになりました。まずはその動画をご覧ください。
動画を見た編集部員は一同騒然。なぜこんなにも汚れが落ちるのか、一般的なアルカリ電解水と何が違うのかを解明するために、株式会社ドーイチ関西営業所長の中田さんにお話を伺いました。
INDEX
大手で採用!スーパーナチュラルマルチクリーナーと一般的なアルカリ電解水の違い

「スーパーナチュラルマルチクリーナー」を使った動画を見て、頑固な汚れがこんなに簡単に落ちるなんてと驚きました。どうしてこんなに汚れが落ちるんですか?


そうですよね、この商品の洗浄力には皆さん驚かれます。
「スーパーナチュラルマルチクリーナー」はアルカリ電解水の一種ですが、一般的なアルカリ電解水に比べて、より高い効果を発揮する商品なんです。

アルカリ電解水にも種類があるんですね。どれも一緒だと思っていました。
どういったところが違うのでしょうか?

一般的なアルカリ電解水と「スーパーナチュラルマルチクリーナー」の最も大きな違いはpH値です。一般的なアルカリ電解水がpH12前後なのに対し、「スーパーナチュラルマルチクリーナー」はpH12.7以上とより高い数値です。


pH値が高いとアルカリ性が強いということですよね。
アルカリ性が強いと効果が変わるのでしょうか?

大きく異なります。pH値は「水素イオン濃度」を示す指標であり、その数値が1異なるだけで、その液体(水溶液)の強さ(酸性度またはアルカリ性度)が約10倍も違うことを意味します。例えば、pH13のアルカリ電解水を10倍の水で薄めるとpH12になるというように、アルカリ電解水の洗浄力や除菌効果はpHの値によって大きく異なります。

0.5違うだけでも、約5倍と大きな差があるということですね。他にも違いはありますか?

一般的なアルカリ電解水は開封して空気に触れると、空気中の炭酸ガスと反応してpH値が低下してしまいます。中には1週間でpHが1下がってしまうものもあります。
「スーパーナチュラルマルチクリーナー」は一般的なアルカリ電解水とは製造法が違うので、最低2年間pH12.7を保つことができます。

開封したその日に使いきることはそうそうないと思うので、pHが下がらないのは大切なポイントですね!どのように作っているんですか?

アルカリ電解水は水を電気分解することで作られます。一般的なアルカリ電解水の製造方法は2室型が多く、電気分解を効率よく行うために助剤として塩化ナトリウムを加えることがあります。


一方、「スーパーナチュラルマルチクリーナー」は3室型電解システムを用いて製造しています。2室構造と違って、純水を強電解で分解して作っているため、不純物がほとんど含まれていません。だからアルカリ性がより強く、開封後もpHが下がりにくいというわけです。


製造法によって、そんなにも違いがあるんですね。
3室型の方が不純物の少ないアルカリ電解水を作れるのに、2室型で作られることが多いのはなぜですか?

「スーパーナチュラルマルチクリーナー」の製造に使用している3室型電解システムは、過去に特許を取得された製法です。専用の機械が必要で、時間もかかるため、2室型が一般的なんです。

特許が取れるほどの技術で作られているんですね。「スーパーナチュラルマルチクリーナー」が一般的なアルカリ電解水と比べて、アルカリ性が強く、pH値の持続力が高いのも納得です。

このpH値の持続力はプロの現場でも評価されています。
大手リサイクルショップでは、複数社の製品を比べてpH値の低下を調べた結果、1ヶ月後もpH値が落ちなかった「スーパーナチュラルマルチクリーナー」をまとめて購入いただいた事例もございます。

中古の商品を取り扱うお店では、洗浄力も除菌効果も欠かせない要素ですもんね!
タンパク質汚れに効果的!スーパーナチュラルマルチクリーナーの洗浄力

「スーパーナチュラルマルチクリーナー」の洗浄力ってすごいですよね。
どのように汚れを落としているのでしょうか?

アルカリ電解水がどのように汚れを落とすのかを説明します。
世間ではよく酸性の油汚れをアルカリ電解水の中和で落とすといいますが、厳密には間違いです。油汚れには大きく分けて3つ種類があって、酸性なのは脂肪酸、その他に中性の動植物油脂と鉱油があります。
脂肪酸(酸性) | 油脂が分解して作られる油性の成分。水に溶けにくい。 例)手垢、皮脂汚れ |
動植物性油脂(中性) | 動植物の油脂や脂肪分。 例)キッチンの油汚れ、たばこのヤニ |
鉱油(中性) | 石油から作られていて、水に混ざりにくく落ちにくい。 例)自転車のチェーンオイル、工具のグリース |

アルカリ電解水による中和で落とせるのは脂肪酸だけということですね。
では、他の油汚れは落とせないのでしょうか?

鉱油は落とせませんが、動植物油脂は落とせます。
「スーパーナチュラルマルチクリーナー」が最も効果的なのが動植物油脂による汚れです。動植物油脂は中性のため、中和することはできませんが、乳化や分解によって動植物油脂やタンパク質系の汚れを効果的に落とすことができます。

中和ではなく、乳化や分解で動植物油脂の汚れを落とすんですね!
どのような仕組みなんですか?

アルカリ電解水は水分子が細かく分解されているため、素材と汚れの間に浸透しやすい性質があります。電気分解によって、マイナスの電荷を帯びた水が汚れと素材に付着して反発、細かく分断させることで落としやすくなるんです。


本来混ざり合わない水と油が混ざることで、落としやすくなるということですね!

それを乳化といいます。
「スーパーナチュラルマルチクリーナー」は脂肪酸やタンパク質、動植物油脂に効果的です。鉱油は乳化できないので、溶かして落とす「ディゾルビット」がおすすめです。

鉱油以外の油汚れを落とせるということですね!
脂肪酸やタンパク質、動植物油脂というのは、具体的にどのような汚れを指すのでしょうか。

一番身近なのが皮脂ですね。毎日使っている腕時計なんかはわかりやすいです。

それは是非試してみたいです!
私は普段腕時計をつけないので、編集部員のにピに用意してもらいました。

仕事用に毎日時計をつけていて、これまでしっかり掃除をしたことはありません。どうでしょうか?

アルミや銅系の金属は反応してしまうので、素材を確認してから試してみましょう。

スチール製なので大丈夫です。

まんべんなくスプレーして、少し時間が経つとどんどん汚れが出てきます。

一見汚れてなさそうでも、こうしてみると汚れているんですね。

新品みたいにピカピカになりました。


他にも、キッチンの油汚れ、壁や床の手垢汚れ、たばこのヤニ汚れなど身近な汚れに効果的です。ダイニングテーブルなんかも、汚れてないように見えても拭くとわかります。

デスクのくすみや毎日使っている電子ノートの汚れも落ちました!
他のクリーナーでは落ちないときこそ、試してみたくなりますね。
スーパーナチュラルマルチクリーナーは掃除だけじゃなく除菌にも使える!

「スーパーナチュラルマルチクリーナー」は洗浄だけでなく、除菌にも優れているんです。

お掃除ついでに除菌もできるのは便利ですね。どのような効果があるのでしょうか?

ほとんどの細菌や微生物は、pH4~10の中性付近で生息しています。スーパーナチュラルマルチクリーナーのpH値は12.7なので、細菌や微生物の生育・増殖ができないというわけです。加えて、細菌の外皮である脂質を含む膜を加水分解するため、生存を阻害します。


ウイルスにも効果があるのでしょうか?

エンベロープ型ウイルスは脂質膜、ノンエンベロープ型ウイルスはタンパク質の殻に包まれていますが、「スーパーナチュラルマルチクリーナー」はどちらも加水分解できます。O157やサルモネラ菌・黄色ブドウ球菌で検査したところ、噴霧後未検出という結果でした。

未検出!?すごい効果ですね。
除菌といえば、次亜塩素酸水のイメージがありますが、アルカリ電解水でも問題ないということなんでしょうか?

アルカリ電解水も次亜塩素酸水と同等の除菌効果があります。「スーパーナチュラルマルチクリーナー」の場合は除菌率99.99%です。大きな違いは洗浄力にあります。
次亜塩素酸水は洗浄力がほとんどないため、掃除のついでに除菌をしたい場合はアルカリ電解水がおすすめです。

掃除も除菌もできる「スーパーナチュラルマルチクリーナー」、お家に1本置いておくと便利そうです。

「スーパーナチュラルマルチクリーナー」は二度拭き不要で、10倍に薄めてもpH11.7と十分な洗浄力があるので、コストパフォーマンスも抜群です。

二度拭き不要はコスパもタイパもいいですね。
420mlを10倍に薄めると4L以上になるということですよね。思う存分使えます!
スーパーナチュラルマルチクリーナーを使うときの注意点

「スーパーナチュラルマルチクリーナー」の使用例として、歯ブラシに吹きかけているのを見たことがあります。そのような使い方もできるんですか?

歯ブラシの除菌にもご使用いただけます。ただし、吹きかけた後は必ず水洗いしてから、歯磨きをするようにしてください。

そのまま口に入れるのはダメということですね。素手で使うのは大丈夫ですか?

界面活性剤や化学合成物質は入っていないので、そこまで気を使わなくても問題ありませんが、敏感肌の方や、長時間作業される方は念のため手袋をしておくと安心です。

触ってもピリピリしたり、荒れたりはしませんでしたが、ちょっとヌメっとしました。長時間の作業は手袋をしようと思います。
他にも注意点はありますか?

わかりやすいように、使えるところと使えないところをまとめてみました。
使えるところ
家具、じゅうたん、床、壁紙、家電製品、自動車内、その他家中の手垢・スス・ヤニ等の汚れ
こんな汚れに最適!
キッチン回りの油汚れ、フローリングの皮脂汚れ、ドアノブの手垢、浴室の湯垢・皮脂汚れ、ペットの食器、血液、たばこのヤニ、食卓の食べこぼし、冷蔵庫・電子レンジの汚れ
使えないところ
水拭きできないもの、液晶テレビの画面、白木、皮革製品、貴金属、宝石類、金箔、銅系金属、絹製品、ニス塗り家具、アクリル樹脂

使えるところにじゅうたんとありますが、布や毛にも使っていいということでしょうか?

はい。玄関マットなどにも効果的です。「スーパーナチュラルマルチクリーナー」を吹きかけた後、乾いた布で拭くと汚れが落ちます。

洗濯できないマットやラグの洗浄、除菌ができるのは嬉しいです!
デスクの引き出しや時計で試してみましたが、使ってはいけない金属もあるんですね。

アルカリ性なので、反応するアルミや銅系の金属、アクリル樹脂に使うと変色したり、くもってしまう可能性があります。時計や冷蔵庫のトレイなど、身近なところに使われているので、気をつけてください。

使う前に素材を確認するのが大事ということですね。

あとは、白木や革製品、漆など水に弱いものも使用できません。吹きかけると素材に染み込んで、シミになってしまう可能性があるためです。

これは水系のクリーナー全般に言えることですね。靴や家具なども気を付けます。

最後に、ワックスやニスなどで表面にコーティングが施されているものも注意が必要です。パソコンやテレビの液晶画面、車のコーティング、フローリングのワックスなども剥がしてしまう可能性があるため、ご注意ください。

強力な分、使えない素材には気をつけます。

何かわからない場合は目立たないところで少量試すと安心です。上手く活用してみてください。

今回のお話を聞いて、落ちないと諦めていた汚れに試してみたいという気持ちになりました。ありがとうございました。

諦めていた汚れに是非試してみてください!
pH12.7と強力で、開封後も2年間pH値を維持するなど、一般的なアルカリ電解水とは少し違う「スーパーナチュラルマルチクリーナー」。
業務用は動物病院、チーズ工場、冷凍食品製造工場、公共交通機関の施設でも採用。プロの現場で認められている確かな実力と安全性があります。
洗浄と除菌をこれ1本でまかなえる、まさにマルチクリーナー。是非ご家庭でも試してみてください。
おまけ:あなたの落としてみたい汚れを大募集!
「スーパーナチュラルマルチクリーナー」の驚きの洗浄力を是非みなさまにも体験していただきたいということで、株式会社ドーイチといいものマガジンによるプレゼント企画が決定いたしました。
「あなたの落としてみたい汚れ」を大募集します!「これはもう無理かも…」と諦めていた油汚れや、なかなか落ちない手垢など、どんな汚れでも構いません。モニターになっていただける24名様に「スーパーナチュラルマルチクリーナー」をプレゼント。実際に使ってみて、汚れがどうなったか、どんな場所で活躍したかを教えてください。
みなさまのお掃除の結果をもとに、いいものマガジンレポート記事を作成予定です。
中田さんにもご参加いただくので、落ちなかった場合も汚れの種類とそれに合う掃除方法を教えていただきます!この汚れに悩んでいたという方は下記の「モニターに応募する」からご参加ください。
※この記事の内容は、2025年6月時の取材を元にしています。会社名や登場人物の年齢、役職名などは当時のものになっている場合がありますので、ご了承ください。